突然ですが、いままで大切に撮りためてきた写真が全て消えてしまうことを想像したらどう思いますか。
撮ってきた年月が長い方ほど恐ろしい話だと思いますが、実際にその危険性は多くの方に存在しています。
今回はそんな事態におちいらないために、プロもやってるデジタル写真データの保存方法をお伝えしていきます。
プロもやってるデジタル写真の保存方法
それでは基本的な流れを説明します。
- 撮影した写真が保存されたSDカードはその日のうちにPCにデータを移行
- PCに保存したデータを、さらに別のPCや外付けハードディスクにもコピー
- データが異なる二つの場所に、きちんと保存できたことを確認したらSDカードのデータを初期化(データ容量に余裕があっても)して次の撮影に備える
説明しますと、1はとにかくSDカードからデータを移行することを目的にしています。
SDカードは静電気などでデータが消失するリスクがあるので、ひとまずバックアップを取るのです。
2はPCの内蔵ハードディスクもSDカードと同様にデータ消失のリスクはあるので、万全を期するために同じデータを二つ作成することを目的にしています。
3はSDカードにたくさんのデータを入れたままにすると、PCへのデータ移行の際にも時間がかかりますし、写真を閲覧するときにも不便です。
プロと同じにする必要はない
上記の方法はプロカメラマンがデータを保存する際の厳密な方法ですので、実際に全てを同じにする必要はありません。
例えば、1のその日のうちにPCに保存というのは、実際の撮影の頻度にもよるので一週間ごとにまとめてとかでもいいかもしれません。
もちろんその分リスクはあがりますが。
また2はPCを二台持っていたり、外付けハードディスクを所有している必要があるのでハードルが高いですよね。
そんな方は最近ではネット上にデータを保存できる無料のサービス(オンラインストレージ)があるので、そちらを活用してもいいと思います。
オンラインストレージに保存しておけば、たとえPCのハードディスクがクラッシュしてもネット上の写真は無事ですので安心です。
オンラインストレージで無料で使えてオススメなのは、DropboxやGoogleフォトなどです。
Dropboxは無料で2ギガまで使えますし、Googleフォトは画素数などの制約はありますが容量無制限で使えてしまいます。
革命的です、流石Google。
まとめ
さてここまで説明してきてお分かりだと思いますが、説明した方法はデータを消えないようにするものではなく、消えたときに備えてバックアップを取っておくというものです。
SDカードにしろ、ハードディスクにしろデータはいつか必ず消えます。
それが明日なのか数年先なのかの違いだけです。
明日大切な家族写真が消えてしまったらショックですよね?
そうなった時のために常に写真データをバックアップするクセをつけておくことをオススメします。