紫陽花

レンズに保護フィルターを付けたほうがいい人とは?

家電量販店でカメラを買う際に店員さんに聞かれる「保護フィルターはどうしますか」という問いかけ。

でもカメラを初めて買う人には何のことなのかわからないですよね。

今回は保護フィルターの必要性について、コトノハカメラ的に説明していきます。

保護フィルター

結論から言うとお子さんのいる方ほど保護フィルターを付けることをおすすめします。

保護フィルターとはその名の通り、レンズの先端に装着することでレンズ本体にゴミや汚れがつかないようにするカメラ用のアクセサリーです。

子どもを撮影したことがある方はわかると思いますが、子どもはカメラにとても興味を示しますので、レンズなど直接触られちゃうケースは多いです。

そんなときも保護フィルターを付けていればさっと拭き取るだけなので、あまり神経質になる必要がありません。

また初心者の方ほどカメラをカバンに直接放り込んだり、レンズキャップを付けなかったり、簡単に言えば雑に扱う傾向がある(笑)ので保護フィルターは付けておいたほうが安心かなと思います。

ゴシゴシしたりハーハーしない

フィルターを付けてない方が、レンズの汚れを服の袖などでゴシゴシ拭いているところをときおり見かけますが、レンズの前面のガラスはデリケートなのでやめましょう。

あと息を吹きかけて拭くのもやめましょうね。
最悪の場合レンズにカビがはえます。

保護フィルターがあれば極端な話、ゴシゴシ拭こうが、息を吹きかけようが、キズがついてしまったら保護フィルターを付け替えればいいだけなので安心です。(でもキズがつかないようには注意しましょう)

ただし高級レンズの中にはフッ素コーティングが施されているものがあり、メーカーいわくそれらのレンズには保護フィルターは不要です。

それから、保護フィルターはレンズの径に合ったものでないと装着できないので購入の際には注意してくださいね。

カメラは道具

カメラは高価なものですが、その本質は写真を撮るための道具なので持ち出してどんどん撮影することに意味があります。

保護フィルターはカメラを貴重品のように後生大事に扱うためではなく、みなさんの撮りたい意思を邪魔しないためのアクセサリーと考えていただければいいんじゃないかと思います。

紫陽花(花などの被写体では近づきすぎてレンズに花粉がついてしまうことがありますが、保護フィルターがあれば気になりません)

まとめ

  • 子どもがいる方ほど保護フィルターは付けたほうがいい
  • レンズを直接ゴシゴシ拭くのはNG
  • 保護フィルターを付けてカメラをガシガシ使おう