携帯のカメラやコンデジでもおいしそうに写せる
レストランやカフェなどで、素敵な料理をおいしそうに撮りたいけどうまく撮れないという方は多いと思います。
そして上手に撮れない理由を、携帯のカメラやコンデジのような機材のせいにしてはいませんか。
実は上記のようなカメラよりも、一眼カメラの方がおいしそうに撮れるということはないのです。
もちろん一眼カメラを使えば高画質に写すことはできますが、おいしそうに写すポイントはどんなカメラを使っていても共通なのです。
そのポイントとは、光をきちんと意識して撮影することです。
つやを出す
料理をおいしそうに見せるにはつやを出すと効果的です。
窓に向かって逆光となる位置から撮影するとこのようなつやを出すことができます。
カメラアングルの工夫で表面の光の反射の微調整ができるので、角度を変えてベストな位置を探してみてください。
お店に入ったときに店内が空いていたら、できるだけやわらかい光が差し込む窓寄りのテーブルを選ぶと良いですよ。
その際、光が強すぎるので直射日光が当たる場所は避けましょう。
あくまでやわらかい光がポイントです。
接近しておいしさを強調
料理を撮るときは全体を写そうとするのではなく、その料理のおいしそうに見える部分にグッと接近して写すと、よりおいしさを強調することができます。
「ぼかすための3つのポイント」でも説明しましたが、接近することで背景をぼかす効果も期待できるのでオススメです。
ピントはしっかり合わせてくださいね。
内蔵フラッシュは使わない
店内で撮影する場合、薄暗くて光が足りないケースがありますが、内蔵フラッシュを使うことはやめましょう。
他のお客さんの迷惑になりますし、そもそも不自然な影が出てしまって料理をおいしそうに写すことはできません。
上記のポイントを踏まえて実際に撮ってみました
おいしそうと思っていただけたでしょうか。
ちなみに今回の料理写真は全てコンパクトカメラで撮ってます。
画角はiPhoneなどとほぼ同じ28㎜なので、みなさんも携帯のカメラなどで挑戦してみてくださいませ。
まとめ
- 窓からのやわらかい光を利用しておいしそうに写す
- お店ではどのテーブルを選ぶのかが重要
- 接近しておいしさを強調する
- 内蔵フラッシュは使わない