今回の写真教室の内容は機材や撮影に関しての疑問編です。
レンズフードって必要?
カメラを始めたばかりの友人から、レンズのフードって付ける必要あるの?と質問を受けました。
結論から言うと、レンズフードは付けることをお勧めします。
レンズフードとはレンズの先端に取り付けることで、レンズに対して斜めに入ってきて画質に悪影響を及ぼす光をカットするためのアクセサリーです。
まあ簡単に言うとサンバイザーみたいなもんですね。
眩しいときに不要な光をカットしてくっきり見えるみたいな感じです。
ただし、私がレンズフードを付けた方が良いと思う理由はそこだけではありません。
レンズフードを付けるべき一番の理由はレンズを衝撃から守ってくれるからです。
レンズの先端にプラスチック製のレンズフードを取り付けることで、レンズをどこかにぶつけたり、うっかり落としてしまってもフードが緩衝材になって守ってくれるということがあります。
カメラをたすき掛けにしている時、レンズの先端がちょうどお子さんの頭の位置になってしまって思い切りぶつけてしまったという経験はないでしょうか。
そんな時も、硬い金属製のレンズではなく、プラスチック製のレンズフードであればお子さんが怪我をすることも少ないと思います。(もちろんぶつけないよう注意するに越したことはありませんが)
またフードがあることでレンズ面を直接触ってしまうことも減ると思います。
初心者な方ほどカメラやレンズの取り扱いって雑ですよね。
カメラもレンズも高価なものですので、長く使えるようにレンズフードはできるだけ付けるようにしましょう。
(レンズフードを付けてなくて、レンズを落とした時の表情。
こんな可愛い感じになればいいですけど、実際はもっと悲惨です。)
まとめ
- レンズフードで斜めから入ってくる画質に悪影響を及ぼす光をカット
- レンズを衝撃から守る緩衝材にもなるので、できるだけ付けるようにする