「撮影記録 : 大阪にて七五三参りの出張撮影 前編」の続きです。
車移動〜神社でお参り
ご自宅でのお着付けが終わり、車で移動して神社に着きました。
お参りの受付を済ませて、しばらく境内を散策。
お賽銭箱よりほんの少し大きいくらいの背丈。
大人の基準で作られているものを子供が利用するときに、対比が生まれて子供らしさがより強調されます。
階段も同じ。
子供の目線では世界はどんな風に見えているんでしょうね。
毎回同じことを言ってしまいますが、女の子はふいに大人な表情を見せてくれる瞬間があります。
こういう瞬間は情緒的に切り取りたいもので、大口径レンズの大きなぼけはその手助けをしてくれます。
もちろん高速で正確なオートフォーカスがないと写真におさめることはできません。
お参りが終わり、境内で写真を撮るのに適した場所へ向かいます。
七五三の袋を地面に引きずって歩く姿がかわいすぎて撮影。
なんでか忘れちゃったけど、照れちゃうポーズを披露してくれました。
子供の写真を撮るときは予想外がたくさんあって、その予想外を楽しむことが大事です。
予想外を楽しむためには、事前に他の要素を整えておけばいいのです。
光・被写体の位置・背景が撮影者の中で整ってさえいれば、予想外は「おいしい瞬間」に変わります。
お母さんとハグした後に、お父さんともハグ。
ハグしている当事者はもちろん、ハグしている二人を見つめるお母さんとお父さんの表情にご家族の幸せを感じました。
帰りの車中。
お参りが楽しかったのかな、ずっとニコニコしてますね。
チャイルドシートは身体の位置を固定してくれるので、じつは子供の撮影の際には狙い目なのです。ただし、このときは助手席から身体と首を限界までひねって撮影しているので、数枚で車酔いしそうになりました。
ご帰宅してから
時間が残っていたので、ご帰宅してからも撮影させていただきました。
おやつたいむ。
ころころかわる表情。
撮ってるこっちも笑いを堪えるのに必死です。
くノ一的なスタイルがキュート。
最後にご夫婦だけでツーショットを撮影しているとき、ふと後ろを見ると満面の笑みでご両親を見つめていました。
子供は親が仲良くしている姿を見ることが一番嬉しいんですよね。
「七五三の後」「ご両親のツーショット撮影中」、こういった写真のバックボーンを知っている人が見ると、この一枚はより特別な一枚になるんじゃないでしょうか。
写真に写っているものだけが全てではなくて、そのときの記憶まで内包した写真が僕は好きです。
そういう写真がきっと観ていていつまでも飽きない写真になるんじゃないでしょうか。
これにて「撮影記録 : 大阪にて七五三参りの出張撮影 後編」は終了です。
2019年シーズンの七五三参りの出張撮影のご予約承っております。
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