物語のある七五三の写真を撮る
お子さんの健やかな成長を願う日本の年中行事『七五三』。
コトノハカメラ の出張撮影では、ご自宅でのご準備やお着付けの光景、ご自宅から神社までの道のり、ご帰宅までを同行して撮影することで、ただの記念写真ではない物語のある七五三の写真が残せます。(*1)
過去に撮影させていただいた七五三写真のほんの一部ですが、何組かのご家族のお写真をご紹介させていただきます。
七五三当日の朝、お気に入りのぬいぐるみやうさぎのドレッサーと共にかけられた着物。
いつもの光景と、いつもと違う光景。
特別な一日の始まり。
お着付け前の談笑タイム。ミルクの一気飲みを披露してくれてドヤ顔の主役。
着慣れない着物も、お父さんお母さんに着付けてもらえると楽しい時間に。
神社に行く前から七五三は始まってます。
この日は早朝からお母さんと美容院に行ってヘアメイクしてもらった娘さん。
さっそくおじいちゃんの撮影会が始まりました。
少し照れくさそうな顔の娘さん。
おじいちゃんがどんな表情でカメラを向けているのか想像できますよね。
一年前のお兄ちゃんの七五三の時は、主役のお兄ちゃんのために大人しくしていた妹さん。(お母さん談)
今度は自分が主役になり、お母さんに紅を塗ってもらう姿はとても嬉しそうで、あの頃とは違った表情が垣間見えます。
お着付け後の自分の姿を鏡でチェック。
二人とも最高の表情。
お着付け後の孫娘の姿を眺めるおじいちゃん。
世界で一番優しいまなざし。
神社までの道のりも同行して撮影します。
後ろ姿って好きなんですよね。
神社の入り口を見つけてテンションUP。
はやく行きたくて仕方ない様子。
ご祈祷中。(*2)
緊張しながらも、しっかりとやりきりました。
重ねられたお母さんの手が優しい。
今年は主役じゃないお兄ちゃん。
昨年の自分の七五三のときは、袴が苦しくて絶望的に不機嫌でしたが今年は余裕の風格。
ご祈祷後にもらったけん玉で余裕しゃくしゃく遊んでました。
通常の撮影ではカメラを意識しない写真を大事にしているコトノハカメラですが、集合写真はきっちり撮ります。
普段からとっても仲よしな二人。
カメラの後ろでお父さんが「そっくりやん」と笑っていたのが頭に残っています。
大人になってまた同じ場所で撮った写真が見てみたいですね。
きっと二人なら同じように笑っているんじゃないかな。
こういうなんでもない仕草にこそご家族の姿が写ります。
お父さんと娘さんの口元がそっくりで、編集作業中にひとりでニヤりとしてしまいました。
撮影しているこちらまで幸せな気持ちになっちゃう瞬間。いい写真だなぁ。
こちらはお菓子が欲しくて駄々をこねて叱られての泣き顔。これも七五三の大切な思い出です。
アルバムのこの写真を見たときに、ご家族皆さんで笑い話に花が咲く姿を想像するとニヤニヤしてしまいます。
きっと将来本人も笑ってくれるはず。
散々泣いた後の帰り道。
お母さんが頬を触ると膨れっ面が少し笑顔になりました。
こちらは帰宅して普段着に着替えたあとの一枚。
お家に着くとさっきまでの緊張感から解放されたのか、柔らかな笑顔を向けてくれました。
よかったよかった。
こちらもご帰宅後のお写真。
子供が生まれると自然と少なくなる、ご夫婦ふたりだけの写真。
コトノハカメラでは、普段の家族写真をご依頼いただいた際にはご夫婦だけの写真も撮るようにしています。
ふと横を見ると、ツーショットを撮られているご両親を満面の笑みで見つめていた娘さん。
子供は両親が仲良くしている姿を見ることが一番嬉しいんですよね。
本当にすごく嬉しそうな顔を見せてくれました。
最後はやっぱりご家族みんなで撮影。
実はこちらのご家族は今は転勤されて、もうこの時のお家には住んでいません。
そういう意味でも、お子さんが3歳のときに住んでいた家と一緒にご家族の写真を残せてよかったと思います。
「3歳の七五三の後」や「ご両親のツーショット撮影中」など、それぞれの一枚の写真の裏にはどんな物語があったのか。
その場にいた家族の記憶とともに残っていく写真の余韻のようなもの。
そういった目に見えないものを大切にしていきたいです。
最後に
「私の七五三の写真には父がほとんど写っていなくて、
それはなぜかと言うと父はずっとカメラのシャッターを切ってくれていたから。」
「父が写っているのは、通りすがりの人に撮ってもらった集合写真の数枚程度。」
「娘の七五三を父はどんなまなざしで見てくれていたのか、大人になった今、ふとそう思ったりする。」
この言葉は、七五三について話しているときの妻の言葉です。
娘をたくさん写真に残してあげたい親心も当然理解できますし、その父親の表情を見てみたいと思う娘の心もよくわかります。
『その場に参加したご家族の全ての表情を余すことなく写真に収める。』
第三者に撮影を依頼する理由は、まさしくそこにあるのだと思います。
そして、
『数年後、数十年後、もしかしたら数百年後のご家族皆さんに眺めていただく写真を残す』
これこそ、僕が最も意識していることです。
主役だけではなく、お子さんやお孫さんに向けるご家族の優しい表情を、いつか大きくなったお子さんたちに見ていただきたい。
七五三に限った話ではありませんが、コトノハカメラ の出張家族撮影はそんな想いで撮影させていただいてます。
※10月、11月はご予約が集中いたしますので、お早めのご予約をお勧めしております。
※早朝撮影も可能ですので、お気軽にご相談ください。
(*1)時間内であればご帰宅まで撮影することも可能です。「七五三参りのプラン」は撮影時間3時間まで、それ以上撮影したい場合は「一日のプラン」撮影時間5時間までをご利用ください
(*2)ご祈祷中の撮影は神社より許可をいただいている場合のみ行います